所持金500円で1週間生き延びてみた【老後破産爺の限界】

お金・副業

依頼内容:財布に500円だけで7日間を生き抜け

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依頼主から連絡が来たのは月末じゃった。「GENZOさん、500円で1週間生活できます?」と。できるかボケ、と言いたかったが口座残高を見たら似たようなもんじゃった。

報酬は「業務用パスタ5kg+レトルトカレー20食セット(5,200円相当)」とのこと。なるほど、生き延びたら次の1ヶ月も生き延びろということか。依頼主、鬼畜か。

「500円で1週間。失敗したらどうなるんじゃ?」
「知りません。でもGENZOさんならやれますよね?」

無責任にも程がある。じゃが、ワシは引き受けた。断る理由がなかったからじゃ。正確には、断っても金がないのは同じじゃった。


地獄の始まり:3日目で体が止まった

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初日と2日目は意外といけた。100円ローソンでうどん玉を2つ買い、水道水で茹でて醤油をかける。1食50円の完全食じゃ。残り400円。余裕すら感じておった。

日数食事内容残金
1日目うどん×2(醤油)400円
2日目食パン1斤の半分350円
3日目水のみ350円

3日目の朝、異変が起きた。体が動かん。立ち上がろうとしても膝に力が入らん。頭がぼんやりして、自分が何をしようとしていたのか思い出せん。

カロリーが足りとらんのじゃ。当たり前じゃ。60過ぎの体に2日で300キロカロリー程度しか入れとらん。エンジンにガソリン入れずに走れ言うとるようなもんじゃ。

布団の中で天井を見つめながら思った。「ああ、ワシはここで終わりじゃな」と。情けないとも思わんかった。ただ、静かに電源が落ちていく感覚じゃった。


無一文レジェンドGENZO

「500円チャレンジ書いとったら腹が鳴りよるわい…記事より飯じゃ」

復活の狼煙:近所の婆さんが持ってきた「おすそ分け」

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4日目の昼、玄関のチャイムが鳴った。這うようにして出ると、近所の婆さんが立っておった。

「GENZOさん、最近見かけんから。これ、作りすぎたんよ」

渡されたのは煮物のタッパーと握り飯2個。ワシは婆さんの顔を見て、不覚にも目から水が出た。「ありがたやぁ……」と声にならん声で言うた。

握り飯を頬張った瞬間、体に電気が走った。塩分と炭水化物が全身に染み渡る。細胞が「生きろ」と叫んでおる。ワシは30分かけて全部平らげ、そのまま3時間寝た。

目が覚めたとき、ワシは完全に復活しておった。残り350円と3日間。婆さんのおすそ分けで充電完了じゃ。ここからは攻めに転じる。


最終結果:7日間を112円残して生還

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残り3日間の戦略はこうじゃった。

  • 5日目:もやし1袋(28円)+卵1個(20円)=48円
  • 6日目:食パン耳(無料・パン屋で交渉)+マヨネーズ舐め
  • 7日目:うどん1玉(50円)+残りの醤油

パン屋での交渉は恥を捨てた。「すみません、パンの耳だけもらえませんか。金がないんです」と頭を下げた。店主は黙って袋いっぱいのパン耳をくれた。人の情けが身に沁みる1週間じゃった。

項目数値
初期所持金500円
最終残金112円
総支出388円
体重減少−3.2kg
精神ダメージ計測不能

7日目の23時59分、ワシは生きておった。それだけが事実じゃ。


報酬受け取り:パスタ5kgとカレー20食を抱えて

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依頼主から届いた段ボールを開けると、業務用パスタ5kgがドンと鎮座しておった。その隣にレトルトカレーが20箱。総重量8kg超え。

「GENZOさん、お疲れ様でした。これで来月も生き延びてください」

来月も地獄を見ろということか。じゃが、ありがたやぁ……。500円で1週間戦った男に、パスタ5kgは王の報酬じゃ。しばらくはカレーパスタ三昧で生きていける。

ワシは段ボールを抱えながら思った。人間、500円でも1週間は死なん。じゃが、死にかけはする。近所の婆さんがおらんかったら、今頃どうなっておったかわからん。

パスタを茹でながらこの記事を書いておる。腹は満たされ、口座は相変わらず空じゃが、ワシは生きておる——まあお前らは絶対にマネするなよ、婆さんは都合よく現れんからの。

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この記事を書いたライター
老後破産の淵から這い上がる、最年長リアルチャレンジャー。
激安生活・体当たり企画・0円ビジネスを、失敗も赤字も隠さず実況中継。どんなに詰んでも必ず生き返るのがワシの流儀じゃ。
「命があれば、やり直せるんじゃ。」

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