スイーツ巡りが好き。美容に興味がある。乙女ゲームにハマっている。
そんな男性が気になっているあなたは、もしかしたら「この人のこと、どう見たらいいんだろう」と少し戸惑っているかもしれない。
あるいは、そういう人と関わる中で「なんだか居心地がいい」と感じている自分に気づいて、それが正しいのかわからなくなっているのかもしれない。
大丈夫。その感覚、間違ってないよ。
「乙女男子」に惹かれる自分を、変だと思わなくていい

「女子っぽい趣味を持つ男性」に惹かれることを、どこかで後ろめたく感じていない?
「もっと男らしい人がいいんじゃないか」「周りに言ったら変に思われるかも」。そんな声が、心のどこかで響いているかもしれない。
でもね、その戸惑いは社会が作った「こうあるべき」という枠から来ているだけ。あなた自身の感覚が間違っているわけじゃない。
京都橘大学の研究によると、窮屈な「男らしさ」の規範は、男性自身にも生きづらさをもたらしている。そして、その規範を無意識に内面化しているのは、女性も同じなんだ。
「男らしい人を選ばなきゃ」と思い込んでいたとしたら、それはあなたの本心じゃなくて、誰かの期待を自分のものだと勘違いしていただけかもしれない。
「日本人だから、女性だから、男性だからこうじゃなきゃいけないと考えると、自分自身がつくった殻の中に閉じこもることになる」——向井千秋(日本人女性初の宇宙飛行士)
殻を作っていたのは、社会の空気。でも、その殻を溶かす力は、あなたの中にちゃんとある。
自分の心が「この人といると楽」と感じているなら、そこには正しいエネルギーの流れがあるんだよ。
乙女男子の魅力は「一緒にいて楽」なこと

乙女男子と付き合った女性たちの声を聞くと、共通するキーワードがある。
「話しやすい」「居心地がいい」「共感してくれる」。
- 体調が悪いときに料理を作ってくれる
- 美容の話を一緒に楽しめる
- センスがよくて、お出かけが楽しい
- 家事を「手伝う」じゃなく「一緒にやる」感覚でいてくれる
これって、恋愛において本当に大切なことじゃない?
以前、SNSでこんな声を見かけた。「彼氏が乙女ゲーム好きで最初は驚いたけど、私の推しキャラの話を真剣に聞いてくれるの、他の誰よりも嬉しかった。『わかる』って言ってもらえることが、こんなに安心するなんて思わなかった」。
彼女はそれまで、趣味の話を「どうせわかってもらえない」と諦めていたそう。でも、彼と出会って初めて、隠さなくていい関係の心地よさを知ったんだって。
「かけがえのない人になりたいのなら、人と同じことをしていてはだめよ」——ココ・シャネル
「人と違う」は、欠点じゃない。むしろ、かけがえのなさの証。それは、乙女男子にも、彼を選ぶあなたにも、同じことが言える。

「男らしさ」って誰が決めたんだろう、なんて考えながら書いてた。やさしさに性別はないよね。
もし関係を深めたいなら、ゆっくりでいい

乙女男子との恋愛で、ひとつだけ知っておいてほしいことがある。
彼らは繊細な人が多いということ。
グイグイ距離を詰められると引いてしまう傾向があるし、「理解されない」と感じると心を閉ざしやすい。それは、これまで趣味を隠して生きてきた経験から来ているのかもしれない。
だから、もし関係を深めたいと思うなら——
- 1. 彼の趣味を否定しない。興味がなくても「そういうの好きなんだね」と受け止めるだけで十分
- 2. 「安心して話せる人」になる。アドバイスより、ただ聞いてくれる存在が嬉しい
特別なテクニックは必要ない。「あなたのそういうところ、いいと思う」と伝えるだけで、彼の自己肯定感は少しずつ上がっていく。
セルフコンパッションの考え方では、「自分に優しい言葉をかけること」が心の回復につながるとされている。でもそれは、誰かからもらう言葉でも同じ効果があるんだよ。
あなたの「いいね」が、彼の殻をそっと溶かすかもしれない。
「普通」を選ばなかった自分を、誇っていい

乙女男子に惹かれている自分を、どこかで「変かも」と思っていたなら。
もう、その心配はいらないよ。
あなたは「こうあるべき」に流されず、自分の心が「いい」と感じた方を選ぼうとしている。それは、とても勇気のいること。
「Be yourself; everyone else is already taken.」(自分らしくあれ。ほかの人の席はすでに埋まっているのだから。)——オスカー・ワイルド
「男らしい人を選ぶべき」なんて席は、あなたのために用意されたものじゃない。あなたの席は、あなたが心地よいと感じる場所にしかないんだ。
乙女男子の魅力に気づけたあなたは、もう十分に自分の感覚を信じている。
その直感を、大事にしてね。
「誰かの期待に応えるための恋愛じゃなくていい。あなたが安心できる人を選ぶこと、それだけで正解だよ。」
今のあなたで、もう十分だから。
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