ゴリラゴリラゴリラVSカマキリ!学名対決をやってみた

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依頼内容:学名「ゴリラゴリラゴリラ」とカマキリの生態を徹底比較せよ

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依頼主は近所の動物マニアを名乗る謎の男じゃった。「ニシローランドゴリラの学名『Gorilla gorilla gorilla』とカマキリの生態を比較して、どっちが強いか結論を出せ」という無茶振りじゃ。

報酬を聞いたら「動物園の入場券の半券(使用済み)」じゃと。使用済みて。入れんわい。

しかしワシは断らん。ゴリラゴリラゴリラという学名の響きに妙な運命を感じたんじゃ。属名・種小名・亜種名が全部「ゴリラ」という奇跡の生物と、あの鎌を持った昆虫界の暗殺者カマキリ。こいつらの対決、誰かがやらねばならんのじゃ。

「本当にやるのか、この爺は」——そう思うじゃろ? やるんじゃ。


図書館で調べまくった結果、脳が限界を迎えた

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まず図書館に籠もったわい。学術書を片っ端から読み漁る作戦じゃ。

序盤は順調じゃった。ゴリラゴリラゴリラ——正式にはニシローランドゴリラ。体重は成人オスで約140〜180kg。握力は推定400〜500kg。ドラム缶を素手で潰せるレベルじゃ。一方のカマキリ、体長は大きくても10cm程度。体重は数グラム。数字だけ見たら勝負にならん。

「なんじゃ、楽勝じゃないか」と油断したのが間違いじゃった。

カマキリの生態を調べ始めたら、とんでもない情報が出てきおった。カマキリは自分より大きな獲物を狩る。ネズミ、カエル、小鳥、ヘビまで捕食した記録がある。あの細い体で、じゃぞ。しかも交尾中にメスがオスの頭を食うという狂気の生態。

資料を読み続けて8時間。目がかすんできた。文字が踊り始めた。「ゴリラゴリラゴリラ」という単語が脳内でゲシュタルト崩壊を起こしおった。ゴリラってなんじゃ。ゴリラという音に意味はあるのか。

気づいたら机に突っ伏しておった。完全に意識が飛んだんじゃ。司書に「閉館ですよ」と肩を叩かれたとき、ワシは自分がどこにいるかも分からんかった。

「もう終わりじゃ」と思った。脳が処理を拒否しておる。学名の比較なんぞ、誰が得するんじゃ。


復活のきっかけは「ゴリラのポーズ」じゃった

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図書館を追い出され、ふらふらと公園のベンチに座り込んだ。もう何も考えられん。目を閉じた。このまま朝まで寝てしまおうかと思った。

そのとき、どこからか子どもの声が聞こえたんじゃ。

「ウホウホ! ゴリラ〜!」

目を開けたら、小学生くらいの男の子が胸を叩きながらゴリラの真似をしておった。ドラミングというやつじゃ。ニシローランドゴリラが威嚇や興奮時にやる行動。

その瞬間、ワシの中で何かが弾けた。

「そうじゃ……ゴリラじゃ……ワシもゴリラになればええんじゃ……」

立ち上がった。胸を叩いた。ドンドンドン。通行人が振り返る。知らん。ワシは今、ゴリラゴリラゴリラの魂を降ろしておるんじゃ。

不思議なもんでな、胸を叩くと血流が良くなるのか、頭がスッキリしてきおった。科学的根拠は知らん。でもゴリラのドラミングには200kg以上の衝撃があるという。ワシの貧弱な胸叩きでも、何かが目覚めたんじゃ。

「ウオオオオオッ!」

叫んだ。完全に不審者じゃ。でも止まらん。脳の疲労なんぞ吹き飛んだわい。ゴリラの魂がワシを突き動かしておる。資料はまだ頭に入っておる。あとは比較表を作るだけじゃ。

公園のベンチで、持っていたノートを広げた。ボロボロの体じゃが、ペンを握る手は震えておらん。もう止まらんぞ。ゴリラゴリラゴリラとカマキリ、決着をつけてやるわい。


比較結果:数字で見るゴリラゴリラゴリラVSカマキリ

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徹夜で仕上げた比較表がこれじゃ。

項目ゴリラゴリラゴリラオオカマキリ
学名Gorilla gorilla gorillaTenodera aridifolia
体重140〜180kg約4〜6g
体長150〜180cm7〜10cm
握力・攻撃力推定400〜500kg鎌で昆虫を瞬殺
食性草食中心肉食(共食いあり)
知能道具使用・手話習得例あり本能的な狩猟行動
狂気度穏やか交尾中にオスを捕食

結論:物理的にはゴリラの圧勝。しかし「体格比での獰猛さ」ではカマキリが異常

  • ゴリラは基本的に草食で争いを好まない
  • カマキリは自分より大きな相手にも躊躇なく鎌を振るう
  • もしカマキリがゴリラサイズだったら、地球は終わる

調査にかかった時間は合計14時間。読んだ資料は書籍12冊、論文5本。目の疲労で翌日は一日中ぼやけて見えた。肩こりで首が回らん。これが学名対決の代償じゃ。


報酬:使用済み入場券の半券を受け取る

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依頼主に比較表を見せたら、満足そうに頷いておった。「いい仕事だ」と言われた。

そして渡されたのが、約束通りの動物園の入場券の半券(使用済み)じゃ。裏には「ゴリラ舎の前で撮った写真」とメモ書きがあった。写真はない。メモだけじゃ。

「……ありがたやぁ」

ワシは受け取った。これでええんじゃ。ゴリラゴリラゴリラという学名の美しさを知れた。カマキリの狂気に触れた。それだけで十分じゃ。半券は額縁に入れて飾ることにした。

ゴールは天国か、口座ゼロか。今回は引き分けじゃな。——お前らは絶対に14時間も学名を調べるな、脳が溶けるぞ

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この記事を書いたライター
老後破産の淵から這い上がる、最年長リアルチャレンジャー。
激安生活・体当たり企画・0円ビジネスを、失敗も赤字も隠さず実況中継。どんなに詰んでも必ず生き返るのがワシの流儀じゃ。
「命があれば、やり直せるんじゃ。」

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