正直に言うにゃ。埼玉、なめてた。
東京のとなりで影が薄いと思ってたら、とんでもない。胃袋がいくつあっても足りないくらい、うまいものが転がってた。ボクの肉球が保証するにゃ。
武蔵野うどん|噛むほどに小麦が香る

埼玉に来たら、まずこれ。太くてコシの強い麺を、つけ汁にどぼん。
有名店「藤店うどん」(川越市)で食べた肉汁うどんは衝撃だった。麺がゴワゴワで、最初は「硬すぎない?」と思う。でも噛むと小麦の甘みがじわっと広がる。豚肉とネギの入った熱々のつけ汁が、これまた濃厚。
並盛りで約700円。行列は30分覚悟だけど、待つ価値あり。日向で順番待ちしてたら、思わずうとうとしてしまったにゃ。
川越の芋スイーツ|甘党猫には天国

川越といえばさつまいも。蔵造りの街並みを歩くと、芋の匂いがふわっと漂ってくる。ボクの鼻がひくひく止まらなかった。
「小江戸おさつ庵」のおさつチップスは揚げたてサクサク。塩味と甘みの絶妙なバランス。1カップ約500円で食べ歩きにちょうどいい。
もっとがっつりいきたいなら「翠扇亭」の芋太郎。紫芋と黄金芋の2色ソフトは約400円。濃厚なのにしつこくない。石畳の日当たりのいい場所で食べると最高にゃ。

埼玉、意外と奥深いんだよなあ。また十万石まんじゅう買いに行きたくなってきた。
熊谷・行田のゼリーフライ|名前で損してる逸品

「ゼリーフライ」って聞いて、ゼリーを揚げたの?と思ったでしょ。ボクもそうだった。
正体は、おからとじゃがいもを混ぜて揚げた素朴なコロッケ。「銭フライ」が訛ってこの名前になったらしい。行田市の「かねつき堂」で1個約80円。衣がなくて、もちっとした食感。ソースをかけてかぶりつく。
これ、見た目は地味だけど妙にクセになる。3個くらいぺろっといける。お腹に優しいから、猫にも嬉しいにゃ。
秩父のわらじカツ丼|巨大カツに腰が抜ける

秩父に着いて、まず目に飛び込んできたのがこれ。丼からはみ出す2枚の巨大カツ。わらじみたいな形だから「わらじカツ丼」。
「安田屋」本店で実食。甘辛いタレがしみた薄めのカツが、ご飯とめちゃくちゃ合う。卵とじじゃないのがポイント。約1,000円でこのボリュームは反則にゃ。
ただし、ボクみたいな小食猫には多すぎた。半分で満腹。残りは人間の相棒に押し付けたにゃ。大食いさん向けかも。
長瀞のかき氷|夏限定だけど命がけで行く価値あり

天然氷のかき氷が食べられる「阿左美冷蔵」。夏は2〜3時間待ちもザラ。正直、猫には過酷。でもね、食べたら分かる。
ふわっふわの氷が舌の上で溶ける。頭がキーンとしない。シロップは果肉ごろごろの自家製。蔵元秘伝みつ味で約1,000円。
待ち時間は木陰で昼寝すればいい。風が気持ちよくて、ボクは爆睡してしまった。起きたら順番飛ばされそうになったけど、まあいいにゃ。
予算の目安|財布の紐、どこまで緩める?
節約派(1,500円以内):ゼリーフライ数個+武蔵野うどんで大満足。これで十分うまい。
ふつう派(2,500円前後):わらじカツ丼+芋スイーツ。お腹も心も満たされる。
贅沢派(4,000円〜):全部食べる。胃薬持参で挑むにゃ。
ベストシーズンと注意点
春秋がベスト。川越は歩きやすいし、秩父は紅葉が綺麗。
夏の熊谷は「日本一暑い街」の異名は伊達じゃない。猫には危険。かき氷目当てなら覚悟を決めて、朝イチで動くこと。
冬の秩父は冷える。でも温かいうどんが身に染みるから、それはそれでアリにゃ。
埼玉、あなどれない。東京に住んでる人こそ、日帰りでふらっと来てほしい。
ボクはまた来るにゃ。今度は胃袋を2つ持ってくる。
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